|

●
モバイルブロードバンドサービスの収入は2014年までに2倍超へ上昇
2010年7月15日、カリフォルニア、キャンベル−市場調査会社のInfonetics Research (http://twitter.com/infonetics)が今日、6月に公表したモバイルサービスと契約者:通話、SMS/MMS、ブロードバンドの市場規模と予測の要約を発表した。

アナリスト分析
月々の総合的なモバイルARPUは、モバイルブロードバンドサービスの収入が急速に成長し、グローバルな不景気の最中に導入された新たな関税規制に影響されて減少した通話とSMSの収入を一部補ってはいるものの、全体的には依然として低下傾向にあり、多数の契約者がプリペイド口座へと移行している。更に、2つの側面での競争も始まっている。第一に、低ARPUのプリペイド顧客の急増にどう対応するか。そして第二に、メッセージとモバイルアプリのダウンロードが、通話に代わってどれだけ早く主要な収入源に置き換わるかである。
分析: Infonetics Research、モバイル・FMC担当主席アナリスト、Stéphane Téral
モバイルサービス市場概要
- 携帯サービス会社の収入は、2009年にトータルで6750億ドルを記録し、2014年には8290億ドルに上昇すると予測されている。
- モバイルブロードバンドサービスの収入は2009年に36%と急上昇した。
- 2010年から2014年の間に、モバイルブロードバンドの収入は2倍超になると予測される。
- モバイルブロードバンドの契約者数は、2014年までに世界全体で18億人、または総モバイル契約者数の28%に達すると見られる。
- LTEの契約者数は、2014年までに1億5300万人に達し、その増加は主にアジア太平洋とEMEAで発生すると予測される。
- モバイルサービス業者がHSPAのカバーに優れた西欧州に非常に集中していることが主な要因となり、EMEA地域はモバイルブロードバンドサービスの競争を牽引し、オーストラリアや日本、韓国などといった3Gの初期採用国を凌いでいる。
- 中国やインドなど急速に台頭しつつあるアジアの国々では、SMSやモバイルブロードバンドを含めたデータ収入が既に、総ARPUにプラスの影響を与えており、毎年2ケタの割合で通話トラフィックが増加しているにもかかわらず発生している、通話ARPUの急速な減少を相殺して余りある収入が生まれている。
- 全世界のモバイル契約者の多数がGSMネットワークを利用しているため、2014年までに、W-CDMA/HSPAの収入はCDMA2000 1xEV-DO の収入の約7倍になると予測される。
レポート概要
Infoneticsが隔年で発表しているモバイルサービスと契約者に関するレポートでは、2014年までのモバイルサービス(通話、SMS/MMS、モバイルブロードバンド[W-CDMA/HSPA、CDMA2000/EV-DO、TD-SCDMA、LTE])と契約者(通話 [プリペイド及びポストペイ]、モバイルブロードバンド[W-CDMA/HSPA、CDMA2000/EV-DO、TD-SCDMA、LTE、電話ベース及びPCベース])に関する詳細な分析と、全世界及び各地域の市場規模と予測を掲載している。このレポートは、各地域、国、技術、契約者数ごとに追跡したモバイルブロードバンド及びWiMAXの契約者数と共に、ライブサービスまたはプランサービスを提供する28社以上のサービス提供会社を調査するMobile Broadband Service Deployment trackerの利用を特徴としている。
|