2010年8月25日、カリフォルニア、キャンプベル-市場調査会社のInfonetics Researchは、2010年第2四半期(2Q10)のService Provider Routers and Switch marketのシェアと予測に関するレポートを公表した。
アナリスト・ノート
「特にブロードバンド上で提供されるビデオやモバイルネットワーク上で提供されるデータや写真など、増加するトラフィックに対応することを主な目的にオペレータが設備投資を再開していることで、北米におけるIPコアルータ及びエッジルータの収入は第2四半期の牽引役となり、前期に続いて15%、昨年同時期に比べて39%増加した。ヨーロッパは停滞の状況にあり不況から抜け出そうともがいているが、北米と比べれば2から3四半期ほど遅れた状況にある。EMEAのルーターに対する支出額は前期と変わらなかったが前年比では13%増加した。アジア・太平洋では、ルーターの収入が前期に続いて10%と安定した増加を見せたが、中国が牽引した2009年の増加ペースに比べれば依然遅れを取っている。」
分析:Infonetics Research共同創立者兼キャリア・データセンターネットワーク担当主席アナリストMichael Howard